製造職は会社の“要”。 一人一人が確実なスキルアップを目指して
愛知工場第一製造課 2004年入社 I.Y(班長) 2009年入社 A.R(班長)
I.Y)車に関わらず機械を製造する仕事に興味がありました。 タチエスを選んだのは、シートは車のなかでも目に見える部分であり、免許を持っていない人でも関わる重要なパーツだから。 その製造に関わる仕事はやりがいが大きいのでは、と思いました。
A.R)昔から車が好きで、運転免許を取る前から家の車の運転席によく座っていました。 車によってシートの座り心地が違うのも面白く、自分もシートを作る仕事に携わりたいと思うようになりました。
I.Y)入社して19年目。 はじめは溶接係に配属され14年間作業を経験し、5年前から同工程で班長を担当しました。 今年度は改善活動のリーダーを担当しています。 主に行っているのは、工程における無駄を省くということ。 たとえば余分な在庫を抱えないために「かんばん方式」によるタスク管理を取り入れるなど、システムの見直しと改善を行っています。
A.R)入社して14年目。 入社してあるメーカー向けのFRM(繊維強化金属)を経験しました。 その後設備管理課に異動しましたが、自分には現場の方が合っていると判断して上司に相談し、現在はFRMの班長をしています。 班員は24名。 時間あたりの出来高のノルマを定め、みんなで達成できるよう、業務を改善しながら努力しています。
I.Y)今まで取り組んだことがないことや、会社自体、初めてやろうとしていることに取り組むとき。 たとえば新しく部品の補給方法を考えたり、それを取り入れるためにはどんなテクノロジーが必要か検討したりするときにはワクワクします。 また実際、新しいシステムを導入して、現場で働く人たちから「作業効率がアップした」と声が寄せられるとうれしいですね。
A.R)製造した部品に対し、「この部分が壊れやすい」「ここがうまくいかない」などのフィードバックをもらい、それに対して現場と相談しながら改善を進めていくときに、やりがいを感じます。 現場が中心となってものづくりが進んでいくことを体感できるのが、この仕事の面白さだと思います。
I.Y)現場の人たちに気持ちよく仕事をしてもらうために、作業者がやりづらいと感じる作業や、仕事をする上で嫌だなと思うことを少しでも改善していきたいと考えています。 そのために行っているのは、作業者へのヒアリング。また、作業の様子を観察して改善点を見つけることも積極的に行っています。
A.R)作業者が確実にスキルアップしていけるように、作業を割り振ることを心がけています。 たとえば新人とベテランを一緒に作業させたり、段階的に習熟できるように作業のプランを計画したり……。 最近は外国人の作業者も多くなり、ときどきミスコミュニケーションも生じますが、日本語がわかる外国人作業者に通訳してもらい、できるだけコミュニケーションを密にすることを大事にしています。
I.Y)子どもを連れ、会社のメンバーと一緒に釣りへ行ったり、ゲームをしたりのんびり過ごします。 製造の仕事は他の部署と違って出社が基本ですが、時間単位休暇の制度もあるので、子どもの送迎などで積極的に活用しています。
A.R)植物が好きなので、家で観葉植物の世話をして過ごすことが多いですね。 また、子どもと一緒にお出かけしてリフレッシュすることもあります。 そのほか、子どもの行事などに有休休暇を取得して家族サービスをしたり、月曜日や金曜日を有給休暇に当てて3連休にして、プチ旅行を楽しんだりしています。
I.Y)車に関する知識や業務の経験よりも、大事なのは何事にも挑戦するポジティブな気持ち。 初めてのことでもひるまずチャレンジできる人に、仲間に加わってほしいなと思います。
A.R)私も同じ意見で、元気でポジティブな人が入ってくれると、会社もますます活気づき、既存の社員にも良い刺激になると思います。 自分から改善策を提案するなど、積極性のある人はどんどんチャレンジしてください!