創業者紹介/社名由来

創業者紹介

齊藤 信義 氏


齊藤 武二 氏

創業者 初代社長 齊藤 信義 氏

タチエスの歴史の始まりは、創業者の齊藤信義氏がバネの製品第一号を作り上げた1942年に遡ります。信義氏は1906年埼玉県熊谷市に生まれ、慶應義塾大学に進学するも、不治の病を得て中退。1930年に開業した蚕種製造業を経て、1943年に東京都立川市にてバネ業界へ参入します。その後、個人企業を法人化し、1954年4月7日に「立川スプリング株式会社」を設立。小さいながらも名実の整った製造会社が発足しました。当社はこの日を創立記念日としています。信義氏は1982年に76歳で逝去するまで、身体不自由の身でありながら創業以来、社長、会長として社業を発展させてきました。
信義氏は常日頃、「互譲協調」の精神を従業員へ説いていました。1964年に、創立10年を記念して信義氏の胸像と共に「互譲協調」の記念碑が建立されました。これを機に「互譲協調」が社是として正式に決定されました。


創業者 第二代社長  齊藤 武二 氏

もう一人の創業者である齊藤武二氏は信義氏の甥にあたります。武二氏は1913年に埼玉県熊谷市に生まれ、東亜商業学校を卒業。その後東京都芝浦に株式会社大日本スプリング製作所を設立し、特殊バネの製造を開始しました。1951年4月に立川スプリングに入社し、信義氏と共に立川スプリングを創立しました。武二氏は1984年に70歳で逝去するまで、30年以上に渡り卓越した経営手腕で信義氏と共に今日の確固たる当社の基礎を築きました。武二氏の豊かな人間性、強固な意志、旺盛な責任感は、社内外の深い人望を集めました。

社名由来

「タチエス」の
「タチ」は立川を表し、
「エス」は事業の原点であるバネ(スプリング)と、創業者である齊藤 信義 氏、齊藤 武二 氏の頭文字、そして社是「互譲協調」の精神である「共に」を意味する英語の“Syn-”を表しています。

1986年4月、初の海外進出と東京証券取引所の上場を機に、社名を「立川スプリング株式会社」から「株式会社タチエス」へ変更しました。

ロゴマーク

コーポレート・カラーである豊かな赤(タチエスレッド)は、人間尊重の精神が込められています。
ロゴマークは、「ばね」の形をタチエスと社会が共に発展していく姿として象徴すると共に、技術と品質の確かさを
シャープに表現しています。