地域社会

基本的考え方

当社グループは、社是「互譲協調」の精神に基づき、地域社会の皆様との信頼関係の醸成に努めるとともに、地域が直面する社会課題解決への貢献を通じて、その地域の持続的発展に寄与することが企業の社会的責任であると考えています。

地域貢献への取り組み状況

当社は、良き企業市民として、事業所周辺地域で行われる活動に従業員が参加するとともに、当社の知見を活かした社会貢献活動に取り組んでいます。

地域貢献活動の紹介

株式会社Nui Tec Corporationによるアップサイクル活動

株式会社タチエスの子会社である株式会社Nui Tec Corporationは、2025年8月9日より、秋田ふるさと村(秋田県横手市赤坂)内にてアップサイクル製品の販売店「工房NuiTec」を開設しました。この取り組みは、製造工程で発生する裁断屑や端材を再利用し、新たな製品として生まれ変わらせるアップサイクル活動の一環です。従業員からのアイデアをもとに、工房プロジェクトメンバーが製品の企画・製作を担当し、主にトートバッグやキーホルダー、パスケース、クッション、アクセサリーなどを展開しています。 販売は、工房メンバーや社内外からのスタッフによって行われており、地域の観光施設である秋田ふるさと村の工芸工房エリアにて実施しています。本活動は、廃棄物削減や地域活性化を目的としたものであり、今後も持続可能な社会の実現に向けた社会貢献活動を続けてまいります。

 

 

 

 

第57回 青梅マラソンでの給水支援活動

2025年2月16日に第57回青梅マラソンが開催され、当社は毎年恒例の給水支援ボランティア活動を行いました。新入社員、役員、労働組合、OBなど約40人のメンバーが集まりました。支援活動を行っている場所はJR青梅線 二俣尾駅の近く、30kmコースの復路の難所とされている上り坂地点です。今年は晴天にも恵まれ気温が例年より高かったため、ピーク時にはランナーが殺到し大忙しでした。 ランナーからは「今年もありがとう!」「命の水!」と温かいお言葉もたくさんいただきました。 また、当社からの出走者もおり、当社ランナーが給水所前を通るとメンバー全員で大きく盛り上がりました。当社は、この活動を40年以上続けており、ランナーの激走を支える活動に携われることに誇りを持って取り組んでいます。今後もランナーの皆さんの支援活動を続けていきたいと考えています。

ボランティアメンバーの集合写真
給水活動の様子

 

  

TF-METAL 産業廃棄物を肥料として再利用する取り組みを実施

~生産工程で生成されるリン酸溶液の有効活用~

株式会社タチエスの子会社である、株式会社TF-METALは、竜洋事業所(静岡県磐田市)の生産過程で発生する産業廃棄物を副産物肥料として農林水産省に正式登録しました。 TF-METALは2021年度より、産業廃棄物を肥料として再利用する取り組みを実施してまいりましが、2022年9月12日に肥料名称「工場(こうば)の恵み1号」として正式に肥料として登録することができました。産業廃棄物の削減のみならず、肥料の植物成長促進効果でCO2削減に寄与すると考えております。

「工場(こうば)の恵み1号」の地域社会活動と研究への取り組み

  • 近隣自治体・関連団体への肥料の寄贈

   協力:磐田市役所、静岡県立農林環境専門職大学(静岡県磐田市)
   主な寄贈先:湖西市、磐田市、浜松市、豊橋市、中津市など

  • 更なる効率的な肥料の使用方法の研究 (浜名湖ガーデンパークのふれあい花壇を借りて、花壇の整備、肥料の成果確認などを実施)
テレビで紹介されました

2023年7月31日(月)SBSテレビ「LiVEしずおか」 「無害化すれば資源」工場廃水からリン酸取り出し肥料化 輸入制限で価格高騰・・・農業の救世主に【SDGs】 (リンク先:SBSテレビ)

工場(こうば)の恵み

肥料登録証

ふれあい花壇での活動

本社/技術・モノづくりセンターフードバンクへ備蓄食料を寄贈

当社、本社/技術・モノづくりセンター(青梅市)は 2023年8月24日、「昭島市 地域のこども食堂あおぞらみんな食 堂・みんなカフェ」の食支援活動「フードバンク昭島」へ災害用備蓄食料「そのままご飯(五目ごはん)」600食を寄 贈いたしました。 当活動は備蓄食料入替時に行う活動であり前回(2018年度)に続き2回目の寄贈となりました。(2018年度寄贈先: セカンドハーベストジャパン)みんなカフェの代表の方からは「頂いた食材は毎週木曜日行われているパントリー(配 布会)で利用させていただきます」と感謝のお言葉をいただきました。コロナ禍に続く物価高で食料支援を待つ人たち は増えており、みんなカフェさんでは賞味期限近くの食材でも自己責任として分け合っているそうです。スタッフのみ なさんは全てボランティア「地域のやさしい気持ちをつなげ、誰もが無理なく社会にイイことに参加できる、自然に頼 りあえるコミニティを目指し、分け合うことは特別なことじゃない!」との思いで活動を続けてらっしゃいます。みな さん、素敵な笑顔でお話を聞いたこちらも「ほっこり」した気持ちになりました。

今後は食料以外の災害備蓄等も活用し、活動支援に努めてまいります。

受け渡しの様子

対応いただいたスタッフの皆様

当社が寄贈した 備蓄食料20箱(600食)
配布食では利用者がこの棚から持ち帰ります
 
 

その他の社会貢献活動