株式会社タチエス（代表取締役社長：山本 雄一郎、本社：東京都青梅市、以下「当社」）は、2月20日、タチエス愛知工場（愛知県安城市）にて生理痛体験研修を実施しました。
 本研修は、当社が今期より取り組んでいる、誰でも参加できるモノづくりの実現・快適に働ける職場づくりを目的とした活動（「人にやさしい工場造り活動」）の一環として、製造現場で働く女性への理解を促進する事を目的として実施しました。研修には工場長をはじめとした管理職を含む24名が参加し、生理が起こるメカニズム等の基本知識を学ぶセミナー、生理痛疑似体験、また、それを踏まえてのワークショップを行いました。疑似体験は、株式会社リンケージ様のご協力のもと生理痛体験デバイス「ピリオノイド」を用い、研修会場内に作業現場を再現し、ネジ・ボルトを締め付ける作業や、重量物をカートから持ち上げる作業等を体験しました。参加者からは「作業中に痛みがあると作業に集中できない」、「重い物を持ち上げる際に力を入れづらい」といった感想が挙がり、各従業員が生理痛や悩みを相談しやすい職場環境づくりについて考えるきっかけとなり、自らと異なる立場の方への配慮や接し方を考える機会となりました。

生理痛体験デバイス「ピリオノイド」	基本知識を学ぶセミナー

「ピリオノイド」を装着し、ネジ・ボルトを締め付ける              作業体験をしている様子              正しい姿勢が保てず、集中力ももたない	「ピリオノイド」を装着し、重量物をカートから持ち上げる               作業体験をしている様子               痛みで腰がひけ、力が入らない

「ピリオノイド」を装着し、楽な姿勢を探している様子 　   　 座ったり寝転んだりと楽な姿勢は人によって様々	疑似体験を踏まえてのワークショップ