株式会社タチエス（代表取締役社長：山本 雄一郎、本社：東京都青梅市）のブラジル子会社であるTACHI-S Brasil Industria de Assentos Automotivos Ltda.（社長：Luis Soria、以下TSB）が、社会貢献活動「明日を拓くプロジェクト」に対し、レゼンデ市から表彰を受けました。
 タチエスグループの社会的責任と次世代のプロフェショナル育成への姿勢を示すこの取り組みが高く評価され、2025年3月27日、ブラジル・レゼンデ市議会からTSBレゼンデ工場に功績を称える賞が授与されました。
 就職準備支援である「明日を拓くプロジェクト」は、「従業員のボランティア活動を通じて社会的責任を果たし、地域社会にプラスの影響をもたらしたい」、というTSBの強い想いから生まれ、アントニーナ・ラモス・フェイレ州立学校との提携を通じ、2023年に正式に開始しました。
 高校3年生の就職を支援することを目的に、研修では、理論と実践の授業、講義、就職について考えるグループセッションや履歴書作成の支援、模擬面接を実施しています。
 これまで合計56人（2023年、2024年 各28人）の学生がプロジェクトを修了。IT、産業安全、製造、品質、プロセス エンジニアリング、物流、メンテナンス、生産管理 (資材)、購買、人事など幅広い内容について学び、理解を深めてきました。 この活動の成果として、参加した学生たちは地域の企業に採用され、TSBレゼンデ工場にも4 名が入社しております。
 若者と地域社会の未来に向けて、TSBは2025年度もこの活動を継続していく予定です。

プロジェクトでの工場見学（2024）		レゼンデ市庁での表彰式